酸性食品をどうやって減らしていくの?

ヘルスケア
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前回にも添付しましたが、陰陽の食品法則になります。今回酸性食品をできるだけ減らしていくのかに焦点を当てて解説していきます。

自分は坐骨神経痛で寝ていても苦しい、起きていても痺れやだるさなど、本当に毎日が苦痛で「死にたい」と考える日々でした。

苦しみを経験しているので、酸性食品を極力避けるだけの努力ができ、坐骨神経痛から抜け出す、時間を短縮できました。

身体の不具合でお悩みの方の度合いは違うと思いますが、この記事を参考に痛みや苦しみから少しでも早く抜け出して欲しいと思います。

1酸性食品はおいしいので、減らしていくには時間がかかる

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甘いお菓子、ジュ-ス、加工食品、お肉類、魚類など、どれを食べても本当においしいと感じますし、また食べたくなってしまいます。

酸性食品はおいしいものが多く、アルカリ性食品もおいしいのですが、現代の食品は酸性食品側の食事が多く、そちらに傾いてしまいます。

アルカリ性の食品の割合を増やし、酸性食品の割合を減らしていくのが、良いのですが、何故分かってても止められないのか、次章から酸性食品の中でも中毒の高い砂糖についてお伝えします。

2まずは麻薬中毒症状より怖い、中毒になる砂糖を排泄していこう

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この砂糖中毒から抜け出せると、重い体は軽くなり、気持ちの上がり下がりの波も、なくなりました。何より、疲れがとれやすくなりましたね

酸性食品はおいしい=麻薬中毒症状で、自分も簡単に抜け出せず、時間はかかりました。特に砂糖の中毒性から抜け出すのに、時間はかかりました。


砂糖はほとんどの食品に、必ずといっていいほど入っているので、砂糖を摂らないようにするには、常に食品のチェックをしなければなりません。

食品だけではなく、旨み調味料として、マヨネ-ズ、ケチャップ、ソ-スなどにも含まれています。注意してみましょう。

3白砂糖は百害あって一利なし

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では、砂糖はどれくらい止めるには難しいのでしょうか?砂糖の中毒性の3つ理由があります。

滞在性

白砂糖を食べてもすぐには変化が起きません。体内に砂糖の成分が蓄積し体が耐え切れなくなると、病気として発症します。病気にならない限り気づかないので、病気の進行に気づきません。

すぐに病気にならないので、「これくらいならいいだろう」と思ってしまい、砂糖の量を気にせずに食べてしまいます。

増量性

使っているうちに甘味に慣れてしまうので、普段の食事の砂糖の甘さでは物足りなくなり、更に大量の砂糖を摂取したくなるになってしまいます。

最初は菓子パンやお菓子は、チョコレ-トやあんこ等無いものを選んで食べますが食べているうちに、じ甘さでも物足りなくなるので、菓子パンは砂糖が振りかけてある物、餡子やジャムなどのトッピングした菓子パンやお菓子を食べたくなりますし、甘さのレベルは段々上がります

習慣性

白砂糖の入ったお菓子や・ケ-キ・パンを食べ続けていると、次が欲しくなり止められなくなります。

一度甘いもの食べるといくらでも食べれる人は多いと思いますが、これは砂糖の中毒症状でありなかなか気がつきません。普段食事の時の自分を見てみると「こんなに甘いもの食べていたんだ・・」と気づきます。

更に砂糖は精選されていますので、ミネラルはありません。このミネラルがないために、食欲にブレ-キがかからなくなり、必要以上に食べてしまいます。「甘いものは別腹」といわれていますが、このためです。

4砂糖に栄養は無い

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では砂糖はどうやってつくられているのでしょうか?砂糖のつくり方を簡単に説明します。

砂糖はサトウキビから絞り出す工程ですが、石炭や炭素・亜硫酸・亜硫酸ガスを使って煮詰めて不純物を取り除きます。

そこにホウ酸や塩素ガスを加えて精製し、塩素などの無機酸で漂白して作り出します栄養素は失われて甘い塊になります。

(三温糖は褐色なので黒糖に近いと誤解されている方は多いのですが、白砂糖を着色したもので、白砂糖よりも悪いので気をつけましょう)

5砂糖を止めて抜け出すには方法とは?

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体内の砂糖の3つの中毒性から抜け出すにはどうすればいいでしょうか?自分が行ってきたやり方は5つです。

①清涼飲料水やジュ-スを避ける

②パン食からご飯食に

③お菓子の変わりになるものを食べる

④砂糖以外の料理に使う甘味を使う

⑤砂糖の変わりになる調味料

次章からこれらを順番に説明していきます。

①清涼飲料水やジュ-スを避ける

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清涼飲料水やジュ-スには大量の砂糖や人口甘味料が使われています。まずこの飲料水から変えていきます。

これをお茶や水に変えて、飲み物からの砂糖を止めていきました。最初は物足りないと思ってしまいました。

ですが、水や甘味が感じられるルイボスティ-を飲み始めていくと、清涼飲料水やジュ-スの甘さが気持ち悪くなり、飲みたくなくなりました。

水を飲み続けていったことが、清涼飲料水やジュ-スを止めれた要因です。水には凄い力があるんです。水の凄さについては、別の記事でお伝えしますね。

②パン食からご飯食に切り替えた

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甘いものは大好きで、昼食でも食後にパンを食べていました。それをご飯のみに切り替えて、パンの量を減らしていきました。

ご飯も白米から、雑穀米を炊くように変えていきました。最初は噛みごたえがあり、食べにくいと感じましたが、慣れていくと、雑穀の香ばしさと、おいしさで満足できるようになりました。

パンは砂糖と精選された小麦から出来ています。更に乳製・油脂(質の悪い油)も入っています。これらも少しずつ摂らなくなったのも重なり、中毒症状から抜け出せた要因になると思います。

パンで済ませている人は、まずおにぎりに切り替えてみることから、始めてみるのもよいと思います。少しずつ変えていきましょう。

③お菓子の変わりにサツマイモと甘酒

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砂糖の甘さではなく、なるべく自然に近い必要な甘さを摂るようにしました。それがサツマイモや甘酒です。

糖質には3種類あります。

①単糖類 分子は一つ (果物、蜂蜜)ブドウ糖、果糖

②小糖類 分子が二つ、もしくは三つで構成されている(砂糖、乳糖、麦芽糖、オリゴ糖等)ショ糖・砂糖・三温糖・水あめはミネラルやビタミン、食物繊維がない糖(ミネラルやビタミン、食物繊維が含まれない。糖の中で血糖値が一番上がりやすい)

③多糖類 分子がいくつもあり数が多い分子で構成されている。(ご飯などの穀類)でんぷん・グリコ-ゲン・デキストリン(食物繊維)

血糖値が上がりにくい、多糖類を摂ることにより、ブレ-キの効いた甘さなので、砂糖ほど依存性はありませんし、食べ過ぎたり、飲みすぎも押えられましたね。

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どうしても甘いものが食べたい、飲みたいとなったら

最初は飲み物か甘い食べ物のどちらかを徐々に減らして、少しずつ慣れていくようにします。また甘い食べ物や飲み物を取る前に体を動かすのも効果的です。気分転換になりますから、気がまぎれて落ち着きます。

ただ、あまりの我慢はストレスになり、高血糖になりますから、ゆっくり時間をかけて、慣れましょう。

自分の場合、水を飲んで清涼飲料水を飲まなくなってから、甘いお菓子を減らしていきました。体内の砂糖の量が減っていくと、自然と欲しいと思わなくなりますよ。

④自宅の料理は砂糖ではなく、別の甘さの調味料を使う

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調味料の「さしすせそ」というのがあります。砂糖・塩・酢・醤油・味噌の順番に入れれば味が染みるというものです。和食に砂糖が使われるようになったのは、戦後以降の話になります。

「さしすせそ」のさは「酒」(もち米と麹、本格焼酎で作ったみりん、米麹・うるち米・もち米で作った料理酒)に変えれば、同じ糖質なので、十分に甘みは出せます。

米から作った発酵食品なので、アミノ酸等のうまみ成分も豊富で味わいが豊かになります。最初は物足りなく感じるかもしれませんが、徐々に砂糖の摂取量を減らしていけば、甘さが十分に分かってきます。

⑤砂糖の変わりの甘味料

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調味料はお酒や料理酒を使います。自宅で砂糖の変わりに使える、甘味料を使えば、砂糖の依存から少しずつ抜けて、体内にミネラルが残せるようになります。

砂糖の変わりになる甘味料を6つご紹介します。

①メープルシロップ

②甜菜糖

③オリゴ糖

④アガベシロップ

⑤ステビア

羅漢果

次章から甘味料を順番に紹介していきます。

①メ-プルシロップ 

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かえでの受益を集めて作った天然甘味料。蜂蜜よりビタミン、ミネラルの含有量が多く、しかも低カロリ-になります。

カナダのケベック州が世界最大の産地カルシウムやマグネシウム、たんぱく質や亜鉛、カリウムといったミネラルをバランスよく含んでいます


②甜菜糖 

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甜菜(砂糖大根)を原料にした砂糖です。白砂糖のような単糖類では無い為、体内にゆっくり吸収されるのが特徴です。オリゴ糖が多く含まれるため腸にも優しいのです。

白砂糖に比べて食後血糖値の上昇が緩やかで、やさしい甘さとまろやかな味わいが特徴と言えます。もちろんミネラルもあります。


③オリゴ糖
腸内で吸収されずに善玉菌(ビフィズス菌)の餌になることから、優れた整腸作用を発揮します多くの野菜、果物に含まれますが、量が少ないので、甘味料で摂取します。

オリゴ糖にはシロップタイプと、顆粒タイプがあります。シロップタイプは顆粒に比べてオリゴ糖が含む量は少ないですが、料理には使いやすいです。

顆粒タイプは純度は高く、オリゴ糖をシロップタイプよりも多く含みますが湿気を含むと固まるため、飲み物に入れて飲むのがおススメです。


④アガべシロップ

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メキシコ産のサボテン科の植物から採れる天然甘味料。果糖が主成分であっさりしたやさしい味わい。ビタミン・ミネラル豊富で腸から吸収されないのです。

砂糖の1.3倍の甘さもあるので使用量が25%ほど少なくて出来て、カロリーも控えられます。水溶性食物繊維も約3%含んでいるのが特徴です。


⑤ステビア

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南米パラグアイ原産の植物で、砂糖の200倍~300倍もの精度ががありながら、低カロリ-であるのが特徴です。他の甘味料と同様に高血糖対策に役に立ちます。

砂糖よりもかなり甘い低カロリ-ですが、ステビアを摂取した子どものテストテロンと呼ばれる性ホルモンが減少したという報告や、体内に蓄積しやすい物質のため、長期にわたる使用は望ましくないという指摘がなされていることもあり、デメリットがあります。


⑥羅漢果

中国産のウリ科の果物。その果汁は砂糖の400倍もの糖度がありますし、ビタミン・ミネラル豊富で腸で吸収されないため血糖値の上昇もゆるやかです。

純度が低いまがい物が多く、純度の高いものを探して選びます。らかんか顆粒と言う商品が最高純度98%(配合比)+2%のてんさい糖を使用した商品です。

値段は500g2500円~3000円と高いのですが、ほぼノンカロリーで大満足の甘みが最大の特徴です。


甘味料6つご紹介してきましたが、いくら白砂糖よりもミネラルやオリゴ糖があっても糖質のとりすぎは良くありません。

羅漢果を毎日摂取できる人は問題ないですが、お金の問題がありますから、買い続けるのは難しいと思います。お金と相談しながら、自分にあった甘味料を探してみて下さい。

酸性食品を減らしていくには?のまとめ

今回は酸性食品でも、なかなか止めれない、砂糖についてお伝えしてきました。今回の内容をおさらいしていきましょう。まずは、砂糖の特徴です。

1麻薬中毒より酷い砂糖

2砂糖は百害あって一利なし

3砂糖に栄養は無い

自分が砂糖中毒症状から抜け出した方法を6つ書きました

4砂糖を止めて抜け出す方法

①清涼飲料水やジュ-スを避ける

②パン食からご飯食に

③お菓子の変わりになるものを食べる

④砂糖以外の料理に使う甘味を使う

ここから、砂糖の変わりになる甘味料を6つ紹介してきました。

⑤砂糖の変わりになる調味料

①メ-プルシロップ

②甜菜糖

③オリゴ糖

④アガペシロップ

⑤ステビア

⑥羅漢果

酸性食品を全て止めるのは難しいですが、その中でも中毒症状の強い砂糖を、できるだけ摂りいれないようにするだけでも、体調は変化します。

この記事を見て、砂糖の排泄から始めていけば、自然と他の酸性食品の量も減らしていくことができますし、身体の不調が改善していきますよ。

 

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